1-4.理想的なシャンプーの選び方


シャンプーは、最も身近な日常生活に密着した
化粧品と言えるでしょう。当然、大昔からあったでしょうが、
太平洋戦争後位から話に入ります。
 
戦後すぐの頃は、粉末状で手の平に取り出し、
お湯などで溶かそうと混ぜていましたが、
「だま」になって、なかなか上手く溶けなくて
困った記憶があります。
 
時代が進んで、液状のシャンプーが現れました。
その頃、洗髪は1週間に1~2回程度
理想的だといわれました。
現在だと「えッ」と思われますが、
それなりの理由がありました。
 
「1-1.人の体のしくみ」の皮膚の所でお話した様に、
体の表面は健康のために弱酸性に保たれていますが、
当時のシャンプーは汚れ落しが最大の目的
だった為、アルカリ性でした。
 
ここで新しい話が加わります。
 
まず、頭皮の一番表面の表皮は剥落寸前のため
死亡した細胞で、実は毛髪も同じく死滅細胞です。
 
その頭皮・頭髪をアルカリシャンプーで
現在の様に毎日洗うと、時間と共に皮膚は
体内から脂肪が分泌されますが、
頭髪は死んでますからアルカリのままで、どんどん傷みます。
 
ここで考えたのがブラッシングです。
頭皮に出た皮脂を頭髪に人工的にに伸ばし、
頭髪を弱酸性にしようと考えた作業でした。
 
ですが毎日長時間のブラッシングは大変なので、
理想的なシャンプーは1週間に1~2回だったのです。
 
「でも、それって臭くない?」
 
とお思いの方もおおいでしょう。
ここでヨーロッパ式に考えると「香水」となるのでしょうが、
体臭の少ない日本人はそちらには進みませんでした。
 
そうこうしている内に昭和30年代にリンスの登場です。
 
リンスの本当の意味は「すすぎ」ですが、
日本では少し違った意味として浸透しました。
 
それはアルカリ性のシャンプーによって
アルカリ化した頭皮・頭髪を健康な弱酸性に戻す。
これが世に認められ一大リンスブームとなりました。
 
しかし、
 
「この考え方は少しおかしい、一旦取ってそれを
再度与えるよりも、初めから取らない方法は?」
 
と考えて出てきたものが酸性シャンプーです。
 
しかし酸性シャンプーは汚れ等がスッキリ落ちません。
 
ではどうしましょう?

答えは、次回でお話します~続く~
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